「Amazonで、RAYWOODのエアブラシを見かけたけど、信頼性があるかわからない」
「圧力が強そうに書いてあるけど、実際他社に比べてどのくらい強いの??」
という疑問のある方向けに今回は、RAYWOOD のNITRO-COMP V1について解説していきます!
まずは、結論からどうぞ!!
結論
○RAYWOODは日本の中小メーカーであり、電撃ホビー掲載実績のある企業。
○価格が、コンプレッサー+エアブラシで16800円とローエンドモデル帯の価格
○NITRO-COMPの最大の魅力は、そのパワーの高さ。
定格圧力0.25Mpaは、クレオスの30,000円台のエアブラシL5(定格0.12Mpa)の2倍以上!!
ということで、詳細を解説していきます!!
RAYWOODとは
まず、買い物をする上で心配なのが、会社の信頼性。
正直、「RAYWOOD」はエアブラシ大手のタミヤやクレオスよりもあまり聞かない名前です。
安心して購入できる企業なのか、筆者が調べてみたところ、以下の通り。
中国企業でもない、日本の優良中小企業です。
概略は、公式HPから以下の通りでした。
<RAYWOOD略歴>
2017年:個人事業としてRAYWOODを創業。
2019年:エアブラシαシリーズを発売
2020年:株式会社化
2021年:エアブラシ専門ブランド「PROFIX」を設立
参考:RAYWOOD公式HP: https://raywood.jp/pages/about
会社のHPもしっかりあり、アフターサービスパーツや、お問い合わせ対応なども充実。
製品保証1年間であることもあり、信頼できる企業と筆者は判断しました。
基本性能
raywood「ニトロコンプv1 エアブラシセット」の基本性能は以下の通りです:
○内容物
1.コンプレッサー本体
2.ハンドピース(エアブラシのこと)スタンド
3.フレキシブルブレイドエアホース
4.スパイラルエアホース
5.バルブジョイント
→これで、コンプレッサー~エアブラシまでの一連のセットはこれで全て揃います!
あとは塗料や小物・塗装ブースの準備があればOK!
○価格:16800円(2024/11月現在)
○重量: 4.6kg
○本体寸法: 高さ 21.5 cm × 横幅 13.7 cm × 奥行 25 cm
○エアブラシスタンド: 4箇所
○連続稼働時間: 20〜60分。ただし、一般的なエアブラシ塗装の断続的な使用では問題ないと記載あり。
熱感知式の自動停止機能があり、コンプレッサーの保護もバッチリです。
○最高圧力: 0.4 MPa
○定格圧力: 0.25 MPa(3万円台のエアブラシも超えるトップクラスの圧力)
○吐出空気量: 23リットル/分
○動作音: 47 dB(タミヤベーシックコンプと比較しても小さい音)
メリット
NITRO-COMP V1の最大の魅力は、圧力性能です。
最高圧力0.4 MPa・定格圧力0.25 MPaはもはや高すぎるレベル。
業界大手の[クレオス(Mr.ホビー)]のコンプレッサーの[Mr.リニアコンプレッサーL10(50,000円)]でも定格0.1Mpaと、ニトロコンプは2倍以上です。
なぜ、これほど大手様と性能差があるのか。
それは「大手の開発が止まっており、10年以上前の製品で戦い続けているから」
です。業界として、これだけ停滞しているのは謎ですが、中小企業が最新の技術を持って、取り組み、追い越してしまっている流れがあるのが事実です。
次に、「自分にこれだけの圧力が必要か」ということを気にされるかと思います。
結論から言いますと、「あればあるだけ、目詰まりしにくい」ので、初心者のメカトラは減ります。
圧力の低いエアブラシは、塗料の押し出し力が弱いため、目詰まりしやすいです。
塗装中のストレスにもなりますし、何より、詰まりに対応していては、塗装が全然進みません。
目詰まりさせないように、気を使いながら、塗装するのをなんなくこなしているのがプロですが、
初心者の方は、「どうなると目詰まりするか」もわからないので、必ず起きると言っていいでしょう。
かく言う私も、塗装中に何度も目詰まりを起こし、塗料が出ないことがたびたびあり、
道具を洗浄し直すことが何回もありました。
新しい技術のおかげで、「そもそも詰まりにくい」ものが開発されたのであれば、こちらを使用するのが良いでしょう。
デメリット・クレーム
デメリットとして書くならば、連続稼働時間が20~60分と限られていることです。
クレオスのL5などは連続稼働時間が無限なので、その点で劣っていると言えます。
しかし、NITRO-COMPの商品ページには
「通常のエアブラシ塗装のような断続的な塗装であればほぼ無制限に使えます。」
と記載がありました。
どう言うことかというと、
エアブラシで塗装するときは、常に吹き続けているわけではありません。
パーツにマスキングしたり、パーツを持ち替えたり、乾燥場所にパーツを置いたり・・・
と言うことで、実際は断続的に続ける状態ですので、RAYWOODは実用途上は問題ないと主張しているわけです。
また、NITRO-COMPには、保護機能として、熱センサーによる強制中断機能を設けており、
使いすぎたことによって壊れないための安全装置がついています。
よって、多少無理な塗装をしても、壊れないように保護できるため、
筆者も実用途上は問題ないと考えます。
また、Amazonのレビューで散見されたのが、「エアブラシスタンドが壊れやすい」と言うことです。
エアブラシスタンドが4箇所付いており、
使いやすさも向上していますが、一部のユーザーからはスタンドが壊れやすいとの指摘もあります。
まとめ
いかがでしょうか。
RAYWOODは信頼性も高く、業界最高峰の圧力水準であることがご理解頂けたかと思います。
ぜひ、今後のエアブラシライフに加えてみてはいかがでしょうか。
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