タミヤ ペインティングブースII ツインファン 徹底レビュー! 消音性能抜群!

塗装道具編

今回は、タミヤのペインティングブースⅡの購入を検討されている方向けに
性能・使用感・値段を徹底レビューします!

購入の参考になれば幸いです。

結論

結論からどうぞ!

○タミヤ希望小売価格27,280円 Amazon価格19400円(2023年6月現在)
○シロッコファン採用のため、騒音値63dBと騒音が小さい
○吸引力は足りないというレビューもあるが、スターターキットとしては十分
○フィルターは公式品もあるが、100均のレンジフィルターで節約も可能
初期投資は厳しい人は最初シングルファンを購入し、あとでツインに改造する手もあり

では、解説していきます!

タミヤのペインティングブースは2種類ある!

タミヤはミニ四駆やプラモデルで有名な企業です。
プラモデル用の塗料も出しており、そのラインナップも豊富です。

そんなプラモデルメーカーのタミヤから、塗装ブースは2種類販売されています。
私がプラモデルを始めた2015年の段階からある製品で、変わっていないですね。

①タミヤ ペインティングブースⅡ シングルファン(18,480円(Amazon13,445円))
 こちらはシングルファン仕様で、値段が安いが、吸引力は落ちる。


②ツインファン(27,280円(Amazon19,400円)
 こちらは併設された2枚のファンで吸い出す。
 重ねているわけではないので、吸引力が強まるわけではなく、
 「吸引できる範囲が広がった」というのが正直な評価。
 実際Amazonのレビューでは、[吸引力がもう少しあれば・・・]という声も聞かれる。

ツインファンの性能について

塗装ブースで大切な性能は以下の3つです。

①吸引力が十分か。
 塗装ブース最大の目的は、吹きつけた塗料を直接吸い込まないようにすること。
 それをまず達成できるかどうかです。

 ここで想像していただきたいのが、
 あなたがエアブラシをどう動かして塗りたいか。です。 

 せっかくエアブラシを使うのですから、綺麗に塗装したいと思っておられると思います。
 あなたは、ムラが出ないよう、エアブラシを左右に振りながら吹き付けることになります。
 
 ここで大切なのが吸引面積です。 
 ツインファンは吸引面積が広いので、ストレスなくエアブラシ動作をすることができます。
 一方、シングルファンの製品では、ファンが1つなので、正面の吹きつけしか吸収できません。
 そのため、私はシングルファンではなく、ツインファンを選びました。
 
 ツインファンにしたことで、周囲への飛散もなく、ストレスなく使用することができています。

②消音性能は十分か。
 吸引性能が担保できたら次は、消音性。
 塗装ブースはファンが駆動するので、騒音が目立ちます。
 塗装ブースのファンは大きくシロッコファンとプロペラファンの2種類があります。

 シロッコファン→高いが、静か。
 プロペラファン→安価だが、うるさい。


 というイメージでOKです。
 多少高くても、夜間の使用・周囲への騒音が気になる方はシロッコファンを採用した塗装ブースがおすすめです。
 タミヤの塗装ブースはシングル・ツイン共にシロッコファン採用のため、消音性は高いと言っていいでしょう。
 

③内容物は十分か。
 塗装ブースは、その排気を外に出さなければなりません。
 つまり、外へ出すホースの充実は欠かせません。
 せっかく購入しても、窓から排気できるホース長さ・取り回しができないとうまく使うことができません。

 タミヤの塗装ブースは、50cmのホースが4本付属しており、取り付けの自由度も高いです。
 さらに、ツインブースでは、2つのファンから排気する必要がありますが、
 Amazonには、拡張アイテムとして、この2つのファンの排気口を1つにまとめるアタッチメントも販売されています。こちらの使用も検討すると良いでしょう。

継続して使うために

継続して使うには、フィルターの交換が必要になります。
しかし、公式から出ているフィルターはAmazonでも1,100円と少しお高めです。
ネット上では、このフィルターを100均のレンジフィルターで代用している方もおられます。

継続使用コストが高くならないよう、工夫すると良いかと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は、タミヤのペインティングブースⅡ ツインファンを紹介しました。

○シロッコファン採用で消音性能に優れる
○吸引面積が広く、ストレスなく使用できる

この2点がツインファンの魅力だと思います!!

ぜひ自分に合った塗装ブースの購入を検討してみてくださいね!


 

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