今回は
「エアブラシに挑戦したいけど、仕組みがよくわかってない」
「エアブラシにはどんな種類のものがあるの?」
という初心者様向けに、
エアブラシの仕組みと
エアブラシの3種類の形態を紹介していきます!
この記事を読み終わることには、エアブラシの仕組みが大体わかり、
3つのエアブラシの特性と自分に合ったタイプ選びのヒントが得られると思います!
ではまず本記事の結論からどうぞ!!
結論
・エアブラシは圧縮空気と液体塗料が混ざったミストを吹き付ける道具。
仕組みはどの種類のエアブラシでも共通!
「無操作時」→内部の針が液体塗料の流れをせき止めており
圧縮空気と液体塗料が混ざらないようになっています。
「引き金を引く」→針が動いて液体塗料が隙間から染み出し、
圧縮空気に吸い込まれるようにして空気と混ざり合い、吹き飛んでいきます!!
・エアブラシの種類は主に3種類。
シングルアクションは安価で定圧での吹き付けが得意!
ダブルアクションは空気と塗料の調整が別々に行えるため、繊細な吹き付けが可能!
トリガータイプは引き金を引くように扱えるため、指の負担が少なく長時間の作業でも疲れにくい!
それでは、解説していきます!!
エアブラシの仕組み
どの種類のエアブラシも基本構造は同じです。
筒の中にエアーの通り道と液体塗料の通り道が存在しています。
エアーは常に流れるようになっていますが、
液体塗料は内部の針(ニードル)が堰き止めています。
引き金を引くと、その針が後退し隙間が生まれます。
その隙間から塗料が漏れ出し、空気と混ざり合い、勢いよく噴射するのです。
エアブラシは主に3種類
代表的なエアブラシは主に3種類あり、
鉛筆のように持ち、ボタンを押すシングルアクション
鉛筆のように持ち、ボタンを引いて塗料を出し、ボタンを押して空気を出すダブルアクション
銃のように持ち、トリガーを引いて吹くトリガーアクション
の3つがあります。
では、それぞれの特徴を見ていきましょう!
シングルアクションの特徴
シングルアクションはボタン一つで空気と塗料が同時に吹き出す仕組みです。
安価でコスパが一番高いのが取り柄です。
シングルアクションでの吹き付け量はダイヤルでの調整となっています。
そのため吹き出し量を一定に保つことができ、一定の太さの線で吹くことができます。
しかし、ダイヤルを回したまま作業を中断すると、
塗料のもれ口が開いたままになり、塗料が漏れてくるので注意が必要です。
このような現象はダブルアクションやトリガーアクションでは起こりません。
ダブルアクションの特徴
ダブルアクションは一見シングルアクションと同じ見た目をしていますが、
ボタンが後ろにも倒れるようになっています。
ダブルアクションではボタンを押し込んで空気の流量を調節し、
後ろに引く量によって塗料の流量を調節します。
つまり、空気の量と塗料の量を別々に管理できるのです。
そのため、繊細な表現が可能で、グラデーション塗装に向いていると言えるでしょう
トリガーアクションの特徴
トリガーアクションはトリガーを引くことで空気と塗料を出します。
シングルアクションも同じですがトリガーアクションの場合は引き金の引き始めで空気、
次に塗料が出る仕組みです。
なので、シングルアクションと違い、漏れ出す心配はありません。
トリガーアクションは持ち手が大きく、疲れにくいのが特徴です。
最後に
いかがだったでしょうか。
次回はその選び方について解説していきます!!
コメント