「薄め液ってどれ選べばいいの？」
「間違えて買ったら嫌だなぁ」
という方向けに、今回は、ガンプラ向けラッカー系薄め液の種類と選び方を解説し、主要製品のメリット・デメリット・価格を表にまとめます。
では、結論からどうぞ！
結論
○薄め液は「ラッカー塗料(Mr.カラーなど)」を使う場合は、ラッカー塗料専用の薄め液を使おう
○水性・アクリル性等様々な種類があるが、塗料の裏面を見れば、どの系統かわかるので確認しよう
○Mr.カラー薄め液が、一番入手性も汎用性も高く、こちらがおすすめ。
では解説していきます！！
まずは使う塗料の種類を確認しよう
最重要で、間違えてはならないのは、「塗料の種類と薄め液の種類を間違えないこと！」
これを間違えると、塗料が溶けず、買った意味がなくなってしまう。
具体的な製品で例えると下記の通りなので覚えてほしい！
具体製品メリット・デメリット
次に製品のおすすめを提示する。
筆者のおすすめはMr.カラー薄め液だ。
しかしながら、金属色塗装をやりたい方には、「ガイアカラーのメタリックマスター」をお勧めする
粒子の溶け出しがとてもよく、金属色を使った際によく発生する目詰まりが発生しにくい！
| 製品名 | 価格(110mlあたり) | メリット | デメリット |
| Mr.カラー薄め液 （GSIクレオス） | 約400円 | ・汎用性が高く、Mr.カラー全般に対応 ・入手しやすい | ・メタリック塗装では粒子感が標準 |
| ガイアカラー薄め液 T-01（ガイアノーツ） | 約500円 | ・滑らかな質感 | ・やや高価 |
| メタリックマスター T-09（ガイアノーツ） | 約800円 | ・メタリック塗装で粒子が細かく輝度が高い | ・価格が高め |
価格注記: 価格は110mLボトルの参考価格（2025年5月時点、ヨドバシ.comやホビーサーチに基づく）。使い方
ラッカー系薄め液使用のコツと注意点
特に初心者の方は、塗装前にランナーで試し塗り推奨する。
薄め具合は下記が良いだろう。薄めれば薄めるほど、目詰まりしにくいが、重ね塗りする必要が出てくる。
希釈比率:
標準：塗料1：薄め液1.5～2。
メタリックマスター：塗料1：薄め液2～3で輝度を強調。
エアブラシ使用:
ノズル詰まり防止のため、使用後は即洗浄推奨です。
安全対策:
換気必須。シンナー臭が強いため、塗装ブースやマスクを使用するのが良いとされています。
プラスチックを溶かす可能性があるため、素地への直接塗装は注意が必要です。
筆者は、ラッカー系薄め液を賃貸の地面につけたら、床のワックスが剥がれたことがあり、
注意が必要です。
新聞紙等で養生することをおすすめします。
まとめ
ラッカー系薄め液は、ガンプラの塗装で高品質な仕上がりを求める際に欠かせません。
Mr.カラー薄め液は汎用性が高く初心者にも扱いやすい一方、
ガイアカラー薄め液 T-01は高品質な仕上がりを追求する上級者に適します。
メタリックマスター T-09はメタリック塗装の輝度を最大化する専用薄め液で、ガンプラの金属パーツを際立たせたい場合に最適です。
塗装目的と環境に応じて選び、換気を徹底して安全に作業を楽しみましょう！
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