ガンプラのパーツ洗浄で塗装の仕上がりが変わる!初心者向けの簡単な洗浄方法


「パーツを洗うって本当に必要?」「面倒そうだけど、どうやるの?」という方向けに
誰でも簡単にできるパーツ洗浄の方法を紹介します。
洗浄のコツを押さえるだけで、塗装の仕上がりがグッと良くなり、プロのようなクオリティを目指せます!

では、結論からどうぞ!

結論

○プロ級のメッキ塗装や、一瞬のムラも許さない仕上がりを目指す方のみ行えばよい
○パーツ洗浄は、皮脂や汚れを落とすことで塗料のノリを確実にするもの。
○簡単な方法なら、特別な道具は不要!家にあるもので十分対応可能。
○超音波洗浄機よりも食器乾燥機への課金がおすすめ!時短&効率アップ!

なぜガンプラのパーツ洗浄が必要なの?

パーツに付いた皮脂や削りカス、ホコリが塗料を弾く原因になる。洗浄でこれらを取り除くと、塗料がしっかり定着する。
バンダイのガンプラは高品質であり、パーツの離型剤(プラモデルが工場で作られる時に使われる、型から外しやすくするための油のこと)はほぼ洗浄されて残っていない。

もし、表面に油がついていたり、ポテチを食べながらパーツカットをしていた場合は洗ったほうがよいだろう。

ぶっちゃけ、ガンプラでは洗浄しなくても十分塗装はできると筆者は感じる。
本ブログのヘッダーに載せているヴィダールは、洗浄せずに塗装したものだ。洗浄せずとも、メタリック塗装は十分に可能である

初心者向け!簡単なパーツ洗浄の方法

実はガンプラ界隈では、超音波洗浄機でパーツを洗うガチ勢もいれば、手洗いで洗う人もいる。
超音波洗浄機は、プロ級の仕上がりを目指す人向けだが、2通りのやり方を紹介しよう!

方法1:手洗い(家にあるものでOK)
必要なもの:
中性洗剤(食器用洗剤、例:ジョイ)
柔らかい歯ブラシまたはハケ
洗面器やザル(パーツを流さないため)
タオルやキッチンペーパー

手順:
①洗面器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を数滴加える。
②パーツをランナーから切り離し、ザルに入れる(小さいパーツをなくさないよう注意)。
③歯ブラシで優しくこすり、モールド(溝)に詰まった削りカスや皮脂を落とす。力は歯磨き程度でOK。
④水でよくすすぎ、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
⑤自然乾燥(半日~1日)または後述の食器乾燥機で乾かす。


方法2:超音波洗浄機(効率を求める人向け)
必要なもの:
超音波洗浄機(3000円~5000円程度、例:ドリテックUC-500WT)
中性洗剤
ザルやメッシュケース
手順:
①洗浄機に水と中性洗剤(数滴)を入れる。
②パーツをザルに入れ、洗浄機にセット。
③3~5分(機種による)洗浄。モールドの細かいカスもスッキリ落ちる。
すすぎ後、乾燥(自然乾燥または食器乾燥機)。

乾燥のコツ

自然乾燥で半日~1日置く。ホコリがつかないよう、清潔な場所でというのが、極めて重要だ。
「洗浄する!」と決めたなら、手洗いか超音波洗浄機か?よりも、乾燥時でいかに埃をつけないかが最重要だ。

そこで大活躍するのが食器乾燥機である。これがプラモデル界隈では広く受け入れられており、
なんと近年は、ヨドバシカメラのプラモデルコーナーに食器乾燥機が置かれているほどである。

食器乾燥機は、塗装した後に埃がつかなくする機能も備えるため、かなり重宝するのでおすすめだ。

:山善のYD-180(約9000円)がモデラーに人気だ。50℃の低温でパーツを傷めず乾燥させることができる。

よくある質問

Q:本当に洗浄しないとダメ?
A:バンダイのガンプラは離型剤がほぼないので、軽い塗装なら洗わなくてもOK。ただし、ヤスリがけ後や皮脂がついた場合は洗浄で仕上がりが向上。

Q:超音波洗浄機は必須?
A:必須ではない。手洗いで十分だが、時短したいなら検討の価値あり。

Q:洗浄後すぐ塗装できる?
A:水分が残ると塗料が弾けるので、完全乾燥(自然乾燥または乾燥機)が必須。

予算別!おすすめのパーツ洗浄手段

①ローコスト(お手軽:~1000円):
方法:手洗い+自然乾燥
必要なもの:中性洗剤(約200円)、歯ブラシ(約100円)、洗面器やザル(家にあるものor約500円)
おすすめの人:ガンプラ初心者、予算を抑えたい人、たまにしか塗装しない人など。
参考:モデラーのブログ(例:X投稿)でも、手洗いは初心者に推奨される基本手法だ。

ミドルレンジ(食器乾燥機:~1万円):
方法:手洗い+食器乾燥機(例:山善 YD-180、約9000円)
必要なもの:中性洗剤、歯ブラシ、食器乾燥機
メリット:乾燥時間を大幅短縮(1~2時間程度)。低温設定(50℃)でパーツを傷めず、ホコリ付着のリスクも低減。
デメリット:初期投資が必要。乾燥機のスペースを取る。
おすすめの人:定期的にガンプラを塗装する人、乾燥の効率を上げたい人。



ハイエンド(超音波洗浄機:~1.5万円):
方法:超音波洗浄機(例:ドリテック UC-500WT、約3000~5000円)+食器乾燥機
必要なもの:超音波洗浄機、中性洗剤、メッシュケース、(任意で)食器乾燥機
メリット:細かいモールドの汚れも短時間(3~5分)で徹底除去。洗浄の手間がほぼゼロで、プロ並みの仕上がり。
デメリット:初期投資が高め(洗浄機+乾燥機で1.2~1.5万円)。メンテナンスが必要。
おすすめの人:本格的にガンプラ製作を楽しみたい人、複数のキットを効率よく仕上げたい人。
参考:Xやモデラー向けフォーラムで、超音波洗浄機は「時短&高品質」と評判。


まとめ:簡単洗浄でガンプラの塗装をワンランクアップ!


ガンプラの塗装前のパーツ洗浄は、初心者でも簡単にでき、仕上がりの美しさを大きく左右します。予算に応じて、ローコストなら手洗い、ミドルレンジなら食器乾燥機、ハイエンドなら超音波洗浄機を選べばOK。家にある中性洗剤と歯ブラシで十分対応可能で、予算があれば専用機器で効率アップも狙えます。洗浄を習慣にすれば、塗料のムラや剥がれのリスクが減り、自信を持ってカッコいいガンプラを仕上げられます。さあ、早速試して、プロ並みの仕上がりを目指しましょう!

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